土地を購入し、家を新築する(所有の土地に家を新築する)ときの留意点その2

住宅

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 前回に引き続き、今回も土地を購入し、家を新築する(所有の土地に家を新築する)ときの留意点について少し話して見ようと思います。

 留意点【1】は、まず「理想のライフスタイル、理想の家をイメージする」ということでしたが、さらに留意点についてお話したいと思います。

【2】建築会社数社の話を聞き、詳細な見積書を提示してもらう

 ご家族で建築会社を数社訪問し、営業担当者に要望を伝え、詳細な見積書をもらうようにしましょう。

 数社とはどの程度なのか?私の個人的な意見ですが3社位が良いと思います。それよりも多くなると、営業担当者から「冷やかし」と思われて、親身に相談に乗ってもらえなかったり、ご自身も、話を聞けば聞くほど、迷ったり、周りの意見に流されたりして、何がいいのか、当初に描いた理想の家のイメージが崩れてしまいます。前回にも申しましたが、私は「ご自身のその家での日々の生活」が一番大事だと思っています。

 ここで特に注意して頂きたいのは、「知り合いや親類に建築関係の会社に勤めている人がいるから」という理由だけで、その建築会社に決めてしまわないことです。知り合いや親類の建築会社で建てられるには安心ですし、金額面でもメリットがあるかもしれません。ですから、私もそのことに関しては賛成です。

 何が言いたいかというと、知り合いや親類の建築会社で家を建てる場合であっても、それ以外に2社位は建築会社をまわって情報を収集するべき、ということです。あとになって、「こんなはずじゃなかった」と思っても知り合いや親類に対して強く言えないこともありますよね、だからなのです。

 また、各建築会社が建てている家を実際に見て、理想の家のイメージを固めて頂きたいと思います。

 ここで注意して頂きたいのは、展示場などのモデルハウスだけでなく、実際に建てられて、住まれている家や住まれる前の家を内覧して欲しいと思います。なぜかというと、モデルハウスはあくまでも「モデル」です。お客様にいい印象を与えようと家も広く、設備もグレードが高い、そこに置かれているテーブルやソファーも高額なものが多いのです。もし、モデルハウスの家を建てようと思ったら、かなり高額になると思います。だから、できるだけ「モデル」ではない「実際に住む家」を見て頂きたいのです。

 実際にイメージが固まってきたら、次に、図面とともに見積書を作成してもらいましょう。

 ここで、建築会社数社の見積書をざっと見てみて下さい。型番、数量など詳細な見積書になっていますか?大項目や中項目のみの「〇〇工事 一式  △△△円」となっていませんか?もしなっていたらその建築会社は要注意です。

 それはなぜかというと後々トラブルになる可能性が高いからです。例えば、「コンセント設置工事 一式  △△△円」の場合を考えて見ましょう。「一式とは、何カ所なのでしょうか?設置位置は図面にきちんと表示されていますか?どんなコンセントが付くのでしょうか?」一式の見積もりではわかりませんよね。だから、あとになって「コンセントの数が少ない!!」とか「それは追加工事になります」とトラブルになるのです。できるだけ、詳細な図面や見積書をもらうようにしましょう。

 「まだ、そんなに具体的なところまで決めていないので無理だ!!」と思われるかも知れませんが、できるだけ一式の見積もりは避けるようにしましょう。あとで変更があればその時に増減の明細を作成してもらったら良いのですから。

少し、話が長くなってしまいました。【3】については次回のブログでお話ししたいと思います。小出しにして申し訳ありませんが、次回もぜひ「社長ブログ」を覗いてみて下さい。よろしくお願いいたします。

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