教育資金についてその2

教育資金

 弊社のホームページ、ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は前回に引き続き、教育資金について考えてみたいと思います。前回は高校までの教育費について書きましたので、今回は、大学の教育費や奨学金制度について述べます。

1.大学の教育費っていったいどれ位かかるの??

 大学の教育費が年間どれ位かかるのか、どれだけ資金を準備しておけばいいのか不安に思われている方も多いと思います。

 ここで独立行政法人日本学生支援機構「平成28年度 学生生活調査結果」によると以下のようになっています。なお初年度の入学金は含んでおりません。

①設置者別の学生生活費

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②居住形態別の学生生活費

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 国立の昼間部に入学した場合でも、4年間で約600万円かかる試算になります。また、下宿、アパートを借りてとなると、生活費も自宅通学に比べて1.6倍かかってきます。このように、お子様が無事に合格された場合でも、家計への負担は非常に大きなものとなります。  

 よって、お子様の小さいうちから、少額でも教育資金を積立てていくことが重要となってきます。でも、「わかってはいても日々の生活費のやりくりで、精一杯!!」「子どもが大学入学までに1,000万円(600800万円+入学金)近くを貯めるなんて無理!!」という方が多いでしょう。そこで奨学金について説明したいと思います。

2.奨学金について

 奨学金には、第一種奨学金と第二種奨学金があり、2018年度から給付奨学金が本格導入されています。

①第一種奨学金

 無利子貸与であり、学校教育法による高等専門学校・短期大学・大学・大学院・専修学校(専門課程)に在学する学生及び生徒を対象

②第二種奨学金

 有利子貸与(年利3%を上限とし、在学中は無利息)で高等専門学校・短期大学・大学・大学院・専修学校(専門課程)に在学する学生及び生徒を対象

 奨学金制度については、各大学等のホームページに掲載されているところもあります。入学される大学のホームページを一度ご確認下さい。

 参考までに、滋賀大学、滋賀県立大学のホームページをリンクしておきますので、ご覧下さい。

 滋賀大学→https://www.shiga-u.ac.jp/campuslife/school_support/

 滋賀県立大学→http://www.usp.ac.jp/life/shogakukin/

 なお、奨学金以外にも、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」を活用されるのも良いかもしれません。条件によりますが原則350万円までの固定金利で、返済期間は15年です。特例では返済期間の延長や金利の引き下げがあります。

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